昇降設備の規格確認について

昨今増加傾向にあり、社会の関心が高まっているエレベーター事故ですが、中には法規規格に適合していない昇降設備による事故も含まれています。 普段実際に使用している設備が「どの規格に適合しているのか?」または「不適合なのか?」を認識出来ていないことがかなりあります。 そこで、次の点を確認することでおおよそではありますが判断出来ます。
ただし、どの規格に適合しているかを厳密に判断するのには、専門知識がなくてはわかりません。
昇降設備の調子が悪い、修理をしたいと思われた機会に、再度確認されてみてはいかがでしょうか?
- カゴ内の有効床面積が1m2を超える
- カゴ内の有効高さが1.2mを超える
- 各階に出入口扉がある
条件 | 適合する規格 |
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1+2+3、または2+3のみ | エレベーター(建築基準法、労働安全衛生法) |
1、2のどちらか+3 | 簡易リフト(労働安全衛生法) |
3のみ | 小荷物専用昇降機(建築基準法) |