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圧縮機本体焼付、オイル劣化修理

圧縮機本体焼付、オイル劣化修理
今回はパッケージレシプロコンプレッサーの修理です。
状況は圧力上昇が遅く、時々過負荷保護装置(サーマル)が作動する。
又、工場内のエアーにオイルが混入するとのこと。


まずは原因調査です。
クランク室のオイルを抜き取り点検すると、オイルがタール状になっていました。
ここまで劣化していると、ピストン・ベアリングやコネクティングロッドの潤滑不足にて焼付が考えられます。


高圧側の吸入逆止弁です。弁の先端が欠損しています。


低圧側の吸入逆止弁のオーバーホール実施。
カーボンを除去し、弁の交換をしました。


低圧側の吸入逆止弁です。欠損は有りませんが、カーボンが付着しています。


高圧側の吸入逆止弁です。焼付がひどく新品に交換しました。

 
ピストン・クランクケース内の清掃をし、組立するとオ-バーホール完了です。


完成し、機械内の外装の汚れを取り、納品です。

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