某メーカーのベルトコンベヤですが、お客様から「ローラーが偏芯していて壊れそう」と相談がありました。
現場に伺って確認したところ、確かにひどい偏芯ぶりでした。
ローラーの軸受破損・シャフト磨耗が原因と判りました。
お客様との打合せで、部品の新規製作及び、交換を依頼されました。
ところが、長時間コンベヤを止められないということで、数分の停止の間に分解せずにイメージを膨らませながら採寸しました。
測れないところは測れません。見えないところは見えません。なので、後はいつもの通り想像します。
下がそのコンベヤの写真です。
後日、シャフト・ローラーを製作し、軸受も新しいものを用意して交換に伺いました。
その前に、大分錆がひどかったので、前もって浸透油をネジ部へ塗布しておきました。
外したローラーと製作したものを並べてみました。
見た目の違いはありますが、性能・寿命は保証します!
そして組付けている様子が下の写真です。
ちょっと狭くて苦労しましたが…。
組み付けて、蛇行調整を行い、完成です!