昨日まで動いていた『専用設計の加工装置』が動かなくなったということで、至急来てほしいとの連絡が入りました。
伺ってみると、A工程~D工程の様に4段階の動きをする機械ですが、C工程で止まってしまいます。
こういった場合は制御装置の不具合ということが予想され、PLCやシーケンサーをパソコンで確認するのですが、今回はかなり昔のものでリレーシーケンスでした。
さらに、配線図もなく製造メーカーも存在しないといった状況でした。
根気よく配線を辿り、B工程の終了時に押されるLS(リミットスイッチ)がどうもおかしいことがわかりました。
接点寿命を迎えたようで、交換したらスムーズに動作しました。
原因追求は半日以上かかりましたが、LSの交換は数分で終わりました。配線図があればもっと時間短縮ができる修理でした。
弊社では、このように他メーカーの修理も積極的に行っております。