機械修理.com経由でバイクのPEタンクの修理の依頼がありましたので対応いたしました。
まずは現状把握の為写真を送っていただきましたがヒビの状況の把握が難しかったので、何点か注意事項を説明させていただいた後にタンクを送っていただきました。
現状を把握させていただいたところ、ヒビの幅がそんなに広くなくタンク自体もしっかりしていて溶接修理が可能でしたので、早速修理に取り掛からせていただきました。
まずは修理個所の汚れを落としきれいにした後、PE溶接でヒビを埋めて液漏れを抑えました。
今回はなるべく外観をきれいにしたいという事でしたので、溶接後のバリや肉盛り部分をなるべく平滑に仕上げました。
このとき肉盛りをあまりとりすぎてしまうと、強度が弱くなってしまい再度液漏れする可能性が出てしまうので注意が必要となります。
PEタンクは基本的に成型品となりますので用途によって作り方が異なります。
写真で判断できる場合もありますが、可能であれば現物を確認させていただくのが一番いいと思います。
大きくて送れない場合は、出張の経費がかかる場合もありますが現地へ確認に伺う事も可能ですので、その際にはお気軽にお問い合わせください。