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自動精密切断機修理

今回は、機械修理.com経由のご依頼で『卓上タイプの自動精密切断機の修理』でした。
ダイヤモンドカッターでワークを切断する機械だそうです。

お聞きした症状は『駆動部のタイミングベルトの脱落』『硬いものの切断中に刃物が停止する』といった内容です。

早速、装置をお送りいただき現状調査です。

こんな感じの装置です。
不具合部の詳細です。

モータ側(下)のプーリーの亀裂、主軸側(上)も曲がっているのが分かります。

要交換部品をバラシ終えたところです。

メカ・電装部がコンパクトに収まっているので細かい作業となります。

米国製ですのでインチねじを紛失しないように気を付けます。

こちらが交換した部品一式です。
(シャフト・プーリー×2・ベアリング×2・ベルト)

同じものを同じ様に造って修理してしまえば問題ないのですが、将来的により永く装置が活躍できる様に創意工夫するのも我々の仕事と考えております。

ここで工夫した点をひとつ、シャフトの細くなっているところに小さいプーリーが付きます。
負荷によって曲がっていましたので取付け部分を太く改良しました。

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