弊社設計主任の田中が設計したドアストッパーです。
開発の経緯は、「要望を満たすものを探すことに手間がかかる」という点でした。
ドアストッパーを使用する環境はさまざまです。
- 床とドアの隙間の高さ
- 床の素材(フローリング・畳・カーペットなど)
- ドアの素材(木材・樹脂・アルミなど)
ホームセンターやオンラインショップなどで購入した後で、設置してみたら合わなかった、なんていうこともあります。
そこで、CADソフトの「ソリッドワークス」と自社3Dプリンターで制作してみることにしました。
形状は下記を考慮しました。
- ドアと床の隙間はある程度対応できる
- 風が吹いて力がかかっても滑らない
- 指をかけられて扱いやすい
結果、市販のもとと比べて遜色ないものに仕上がりました。
樹脂で製作しているため、床もドアも傷むことはありません。
最近はエアコンを使用することが多いと思いますが、一時的に窓と扉を全開にして空気を入れ替えることもあると思います。
その際も、風であおられてドアが閉まってしまうなどという心配もありません。
ソリッドワークスで簡単にサイズ変更が可能ですので、ご使用環境に合わせたサイズで提供することも可能。
環境にあったストッパーを探すよりも、オーダーメイドの方が早くて確実ということもあり、今後市販の可能性も検討しています。
弊社では、技術者たちの意識向上・技術向上のため、社長賞が設けられています。
このドアストッパーも見事社長賞を受賞しました。
自社にある資産を使い、日々技術を磨くことを心がけています。