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フィルタークリーニング

プレート取付前の確認

ビールの製造会社様からのご依頼で、ビールをろ過する装置の洗浄を行ないました。
水と麦芽を合わせてろ過する装置です。
ステンレス製のプレートを144枚使用し、プレートとプレートの間にゴム製のパッキンを挟んで、その間を通過することでろ過される仕組みになっています。

下記の工程で作業を行ないました。

1.プレート取外中

2.プレート清掃

3.パッキン貼り替え

4.プレート取付前の確認

5.プレート取付中

6.作業完了

フィルターにホコリなどが付着していると、ビールの冷えが悪くなります。
また、恐ろしいことに生ビールの風味に悪影響を与える微生物は、野生酵母・乳酸菌・カビです。
これらの微生物はビールを栄養源として繁殖します。

お店でも同じように、微生物は発生しますので、定期的なクリーニングが必要だと、ご担当者がおっしゃっていました。
微生物を繁殖させない環境づくり(水通し洗浄、スポンジ通し洗浄)をお店等でも実施していただきたいです。
半年に一回のフィルタークリーニングだけでは、微生物を完全に除去することが難しいとのことです。

今回の作業ですが、ビールメーカー様以外にも活かせる技術となっています。
需要が多いのは、ゴムメーカー様が使われるビード加工機の清掃になります。
現場は違っても、同じ技術を活かして、様々な業種の方のお役に立てればと思います。

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