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海外モーターの交換とカップリングの国産化

ヨーロッパ製の工場用装置を使われているお客様から、モーター周辺から異音がするので見てほしいとの依頼をいただき、訪問いたしました。

市販されている工場設備ですが、海外製を導入されている企業様は意外と多く、食品、酒類、クリーニング、検査装置などはヨーロッパ 製のものが多くなっています。

お話を伺っていくと、下記のようなケースでは海外製の設備が選択肢に入るようです。

しかし困ることは、輸入部品の納期がかかることです。
今回のお客様はそのあたりのことを熟知されており、主要な予備部品を持たれていました。

まずモータ(白色)の異音ということで、装置から取り外します。

思った通り、ベアリングが劣化しており、予備部品があるので交換してほしいとの話になりました。
ちなみに、このモーター電圧は三相380Vとなります。

取り外し時に気が付いたのが、カップリングのがたつきです。
通常モーター駆動軸と装置の軸をつなぐ際に、衝撃の吸収とわずかな軸のずれを吸収させるためにゴムを間に挟むカップリングが存在します。
そのカップリングが摩耗していましたが、在庫がないそうです。

そこで、カップリングのみ国産に置き換えることにしました。
元サイズを計り、その大きさを上回らないものを選定します。
国産ということもあり、翌日には入荷されました。

国産カップリングと新モーター(灰色)を組込み完了です。

今回は写真が少ないため解りにくかったかもしれませんが、このように海外製のモーターなどにも対応いたします。
特に消耗品については国産部品に置き換えておくと、メンテナンス性が向上します。

ぜひご相談ください。

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