今回は、当社としては少し変わった案件です。
グリスを注入する場所の作業性が悪いことと、注入作業が若干危ないという事で、グリス注入口の延長をおこないました。
なまし銅管を使って延長します。
側面の点検口を開けて挟み込み部を変更していきます。
4本すべて製作し、延長配管内をグリス充填します。
これをしないと、次回グリスの増し打ちを行った際にベアリングに空気が送られてしまうので重要な工程です。
全てグリス充填し、施工完了です。
このグリス注入口の延長は、主に送風機の吸込み側にもベアリングがあるタイプで、メンテナンスや更新の際のオプション的な感覚で実施していたのですが、これ単独での受注は初めてでした。
機械そのものの修理などではありませんが、このようなケースでも、お困りの時にお声がけをいただけるということは、大変ありがたい事です。