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吸塵設備の部品交換修理

住宅用衛生設備製造工場で使われている、吸塵設備の部品交換修理を承りました。
シンクを加工する際に発生する切子を吸い込み、吸塵する装置です。
「空気漏れが起きているので部品交換をしてほしい」というご依頼をいただきました。
今回はお客様の方で不具合箇所を特定されていましたので、原因の解明の必要はありません。
「完全に壊れてしまう前に交換したい」というご要望への対応となります。

作業内容

切子を吸い込んだ際に装置の損傷を和らげる為のボード(ステンレス鋳物板)と、吸塵装置内部の推力回転装置の部品交換。

具体的には下記作業になります。

整備状況

試運転では切子がしっかりと集塵されているのを確認しました。
その後グリスアップをおこない、回転装置が正常に稼働し異音やガタツキ等が無い事を確認し作業終了になりました。

作業のポイント

吸気が漏れないように全てのボルトを均等な力で締め付けました。
また、回転装置の部品を交換する際には、「回転部が回る時に吸気管等に干渉していないか」「パーツ同士がスムーズにこすれ合っているか」等をしっかりと調整をすることが重要です。

今回、空気漏れとは別に、回転体の摩耗している部品を交換させていただきました。
回転するもの、こすれあうものは必ず摩耗が発生します。
回転部分をこまめにグリスアップすることで、摩耗は少しでも遅らせることができます。
不具合の早期発見にもつながりますので、定期的なチェックとメンテナンスをお勧めしています。

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