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ブロワーポンプのオーバーホール

水処理管理会社さまの排水処理用ブロワーポンプのオーバーホールを承りました。

状況確認

排水処理用ブロワーポンプ2台(型番は同じ)。
微生物の働きにより汚水(有機物)を分解して浄化(無機化)し、きれいな水にして放流する浄化槽に使われているものです。
その微生物の呼吸のための空気を送り「酸素供給」を行なったり、槽内の汚泥や過剰に増えた微生物を移送したりする為のポンプです。

確認したところ、いくつかの部品に劣化が確認できました。
お客さまに相談し、それらを交換することに決まりました。

作業内容

整備工程

2台のブロワーポンプを解体し、それぞれのポンプのベアリング、オイルシール、Oリング等の交換とモーターの修理、清掃を行ないました。

作業前のブロワーポンプ
解体開始
サイドケーシング
パッキン
分解されたブロワーポンプの本体部
取り外された部品
塗装済みのブロワーポンプ2台

作業ポイント

本体部とモーターの修理を担当するスタッフを別々にして、作業を効率化しました。

再発防止のアドバイス

定期的なメンテナンスが必要です。
オイルの補充やフィルター清掃、ベルト調整は点検時ごと、また消耗品(フィルター、ベアリング等)は1~2年で交換を心がけてください。
また、通常の運転とは異なる音・振動の増加が気になり始めた時には、定期メンテナンス時ではなくても整備を行なうことをお勧めします。

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