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ポンプの芯出し調整の必要性

株式会社テクニカデベロップメント
最近、立て続けに芯出し調整のみのご依頼がありましたのでポンプの芯出し調整についての記事です。 まず、初めに声を大にして言わせていただくのは、ポンプとモータが一体型になっているいわゆる「ダイレクトポンプ」以外のポンプには芯出し調整が絶対的に必要です!と、いうこと。 下図のような、ポンプとモータが何かしらの継手によって接続されているタイプのポンプは芯出し調整が必要です。 下図の物は比較的一般的なたわみゴム継手(CLA)です。 IFW外形図 ポンプ更新時に特によく聞く話ですが・・・ 「ポンプベースごと運んできて、そのまま取り付けたから大丈夫なはず。」 と、いうお話。 そのようなことは一切ありません。 メーカー出庫時でも仮芯程度しか出ていませんし、ポンプベースはアンカーボルトの締め付け具合一つでもねじれが出てしまうものです。 メーカー推奨の吊り方であっても、一度でも吊ってしまったら狂いが出て当然なものなのです。 中にはたまたま偶然大丈夫なものもあったのかもしれませんが、それは本当に偶然でしょう。 もしかすると、もともと狂っていたものがとりあえず起動させても問題ないレベルに据付けているうちに逆に戻った・・・ということも考えられなくありません。 このところよくお伺いする内容は・・・ 「新品に変えたのに数か月で振動が…」 「やっぱり、小さいの以外は芯出ししなきゃいけないのかなぁ?」 「芯出ししなかったせいなの?」 などなど・・・ 新品でベースから外してなくても、どんなに小さなポンプでも、芯出しは必要です。 では、実際に芯出し不良でどのような問題が発生するのか・・・。
  1. 運転時の異常振動
  2. カップリングゴムの編摩耗
主にこの2点です。 1は、はじめは気づかない程度の微細なものであっても、徐々に大きくなっていき、そのうちにポンプが吹っ飛んでしまうかのような大きな音も発生します。 そうなってしまうと、各軸受けへのダメージも深刻なものになり、再芯出しだけでは到底対処しきれません。 いかに更新から日が浅くとも、全分解が必要になってしまいます。 2は編摩耗の内はまだゴムを変えればよいのですが、そのうちにゴムが擦り切れきって、金属同士で回転を伝えるようになってしまい、カップリングの交換が必須になってしまいます。 カップリング周辺に黒い粉末が飛び散っているようでしたら要注意です。 いずれにせよ、機器設計の想定外の攻撃力が加わってしまい、極端に機器寿命が短くなってしまうのです。 できる限り、機械は正しい状態で長く使っていただきたいと切に願います。 以下画像はポンプの新規据付時に芯出し調整のみでのご依頼をいただいた際の物です。 ポンプの芯出し調整その1 ポンプの芯出し調整その2 ポンプの芯出し調整その3 この時は、1台のポンプはモータ側ではポンプの軸心を追いかけきれず、ポンプ側の軸心も調整して収めました。 そのポンプのサイズなどに合わせ、ダイヤルゲージ・背面・ピックアップ等を使用し、測定→調整を繰り返し、10/100mm以内を基準に調整します。 必要に応じて、下図のような当社標準書式、若しくはご指定のデータに数字を入れて提出可能です。 芯出し記録

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