池循環ポンプ
3ヶ所の池循環ポンプの総合点検等業務を行いました。 どちらの施設も、長期間停止中であったとの事で、そもそも動くのかどうか?
と、いう部分の点検から始まります。 どちらの施設も同様だったのが、設備の使用経験がある職員の方が一人もいらっしゃらない事。
元電源の場所や、水張りの方法、運転方法等、誰も何も知らないとの事。 そのため、設備の全貌を探るところから始まり、制御方法を解析し、機械的・電気的に運航が可能かどうかの判定を行いました。 今回の起動に問題がある部分は修繕し、追って修繕が必要なものはご提案し、簡単な取説とフロー概念図を作成し、運転を行いました。
どちらの施設でも、設備が起動しているのを見たことがない方ばかりでしたので、一様に拍手をいただくほどの喜ばれ様でした。 元々のご依頼はポンプ単体の状態確認のみでしたが、大分幅が広がってしまいました。 ポンプの機械的な部分はもとより、電気、制御、運転状態診断などをトータルで理解していないと不可能な事ですので、その場で全て対処できたことが善いサービスを提供できたものとして嬉しく思います。 下図は報告書とは別に、提出させていただいた簡単な設備の概念図です。
当社では、このような図解であればごく短期間にて作成可能で、多少の期間をいただければ、CADにて図面の作成も可能です。