食品製造機のオーバーホール
当社としても初の試みの案件の食品製造機のオーバーホールを行いました。
生産機械のオーバーホールも初です。
元々は、メキシコのメーカー製ということもあり、様々な部分で困ったこともありましたが完成させました。例えば、ベアリングの内径が+0.44で、軸径が+0.40であったり、様々な問題が発生しました。
現地から機器を引き取り、自社工場にて整備を行い、納品・設置・調整まで行いました。
1.現地設置状況
2.直火が当たる鉄板部分及び駆動部(交換としました)
3.すべて分解し、ケレン・清掃・塗装処理しています
4.電動機も分解整備
5.摩耗してしまっている部分は肉盛りや交換としました
6.各種消耗品や交換品
7.すべての部品を組み付けた状態
8.駆動させては、微調整の繰り返し
9.不足していたことが判明したジュラコン部品も、急遽製作
10.現地へ搬送・据付・試運転調整
電気ボックスも、日本では考えられないような危険な部品があったため、日本の規格の物に変更しました。
機械の構造や当社内で分かりますが、食品用の部品や通例などは協力業者と相談し、部品選定から製作品まで含めた部品調達・制作を一貫して可能としました。
メーカーに断られた機械やメーカーに依頼することが難しい機器も内容によっては可能な案件もありますので、是非ご相談ください。