食品メーカー様から、「空圧部品の動きがスムーズでない」とのご連絡をいただきました。
もともと装置を製造した会社様がなくなってしまったとのこと。
早速点検をいたしました。

少ない頻度ですが、ガイド付きシリンダーがスムーズに動かない症状が確認できました。

粉体が多く舞う環境でしたので、ガイド付きシリンダーの磨耗と合わせて、電磁弁の動作不良の可能性もありました。

お見積もり後ご注文をいただきましたので、部品手配を行いました。
今回はそれほど特殊な部品ではなかったため、数週間とスムーズに部品を入荷できました。
特殊な部品ですと、納期が数ヶ月掛かることもあります。

生産に支障がない作業日をお客様と調整し、訪問いたしました。

交換作業もスムーズに終了いたしました。
部品型番も記録しましたので、今後の修理もすばやく対応できます。

普段の操業により摩耗が予想される部品については、入手先を確保しておくことで、生産を止めることなくメンテナンスが可能となります。
メーカーの生産が終了してしまったなどの理由で入手できなくなった部品でも、再現が可能なものは製造して対応することも可能です。

定期的なメンテナンスをご用命いただければ、部品をストックすることも可能ですので、長く使われる予定のある設備については、定期メンテナンスをご検討ください。