食品機械のシャフト再製作
Webサイトより「食品用機械のシャフトが曲がってしまい、ユニット部品から外せない、分解をして曲がったシャフトを再製作してほしい」とのご要望が寄せられました。
早速電話で詳細をお聞きしました。
もともとの製造は海外(アジア)製であり、部品の供給が難しいので当社に声をかけてくれたそうです。
機械に対する知識も深いお客様です。
「曲がった理由は別の部分のイレギュラーなので、同じ太さで作っても大丈夫」としっかりした判断をいただきました。
破損して分解できないユニットだけ郵送していただくことにして、受話器を置きました。
数日後、宅配便で部品が届きました。
事前連絡いただいた通りにアッセンブリで届きました。
早速曲がったシャフトを取り外しにかかります。
やはり簡単には抜けません。
試行錯誤の末大型油圧プレスで抜くことができました。
その後、採寸を行います。シャフトが変形しているため採寸はシャフトが組み付く周辺部品まで併せて行い、くみ上げた際の不具合を防ぎます。
また、ベアリング オイルシールも型番を調べ手配をします。
数日後、社内で加工したシャフトが完成しました。
シャフトに購入したベアリング オイルシール 元部品を組み付けスムーズな回転を確認しました。
宅急便で返却をさせていただき、納品となります。
このように、当社では破損したシャフトの再製作を図面がなくても対応いたします。
遠方の場合は、宅急便や郵送でも可能ですので、ぜひご相談ください。