清涼飲料工場設備の点検整備を行ないました。 対象となった設備は「かすバンカー」と呼ばれるもので、飲料抽出に使われる｢茶葉｣や｢コーヒー豆｣などの搾りかすを運ぶコンベヤを含む機械装置です。 年に一度の定期点検なのですが、生産ラインを止めての一斉点検のため、予定期間を厳守する必要があります。

対象設備・装置

• かすバンカーの点検整備
• 搬送装置の点検整備

作業状況

• パレタイザ
• デパレタイザ
• 粕コンベヤ
• コンベヤ内部
• 搬送装置の社内製作

整備内容

• かすバンカーのチェーン交換
• かすバンカーコンベヤ整備
• 搬送装置の補修に伴う交換部品の製作と取り付け（シャフト、ブラシ、ブラケット、ローターバルブ、シリンダーなど）
• グリスアップ
• 減速機オイル交換

作業を終えて

摩耗・破損などが見られる部品の交換の際、汎用部品であればある程度想定して、事前に準備することができます。 しかし、こういった設備では汎用部品で賄えない部分が多々あります。 そう言った部分を補修する際には、強度・重量・耐性などを勘案し、素材の選定から部品製作、取り付け作業までを行う必要があります。 シュウワエンジニアリングでは、経験豊富なスタッフが揃っておりますので、現場で得られる情報を社内に持ち帰り、機能を満たすための補修作業に対応します。 今回も、突発的に装置の補修などが発生しましたが、予定通り大勢のスタッフを集中することにより、予定期間で作業を終え、無事に生産を再開していただくことができました。 定期点検を行なうことで、大きな不具合を未然に防ぐことができています。