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ブロワー定期整備修理

機械修理ドットコム合同会社

工場設備のエアーを吐出するためのブロワーを定期整備をご依頼いただきました。
現場にて取り外し自社に引き取って、自社工場にて分解整備を実施いたしました。
定期整備は半年に一度のペースで承っております。

状況確認

自社工場にて整備の為に分解をしたところ、ローターとケーシングにロックがみられる(樹脂製の固形物で固着している)状態でした。
それ以外にも、下記のような現象が発生していました。

  • タイミングギヤに摩耗が見られ、バックラッシュが大きくなっていました。
  • 吸入フィルターがホコリにより汚れが多くみられました。
  • その他各種部品が経年劣化しておりました。

この状態で作動することにより固着物がたまってしまい、機器の不具合を起こしたり、ひどくなると動かなくなったりしてしまいます。
また、回転箇所の破損等につながる可能性があります。

最適な解決方法

この状態を改善するため、下記の提案を行いました。

  • ローターとケーシングの内部清掃及び内部のクリアランス調整
  • タイミングギヤの交換
  • 吸入フィルターの交換と清掃
  • 各種消耗備品の交換
  • グリスアップ

見積書を依頼主様にご納得いただき、修理対応させていただくこととなりました。

整備状況

ローターとケーシングの間に付着した、樹脂の固形物

作業①

樹脂製の固形物がローターとケーシングに固着していたため、ローターのロックが発生していたました。
放っておくと樹脂製の固形物がたまってしまい動かなくなってしまいます。
こちらを分解し整備、清掃を行いました。

修理するブロワーを分解した様子

作業②

ブロワーを分解し、古く劣化している部品を綺麗に清掃して新しい物に付け替えます。
その際に内部のクリアランス調整も行います。

古い部品と新しい部品

古い部品と新しい部品

整備後に組み立てている様子

作業③

各種部品を整備し組み立て作業を行いました。

組立後に調整を行っている様子

作業④

各種部品の調整作業

組み立て調整完了後

組み立て調整完了後

工場に戻して設置した後に試運転を行った様子

作業⑤

試運転作業を行いました。

試運転のしたところバックラッシュや動きが悪いところもなくなり、以前よりスムーズに動くようになりました。

再発防止のアドバイス

今回の事例のように機械を定期的にメンテナンスすることにより、大きな故障を事前に防止でき、結果的に機器を長持ちさせることができます。
頻度は機器の種類・用途・稼働率などをもとに提案させていただきます。

オイル漏れや異音、故障等が発生する前にメンテナンスを行いましょう。

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