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ベアリング・オイルシール交換

機械修理ドットコム合同会社

金属加工をするための設備に関する部品交換です。
モーターに付いているベアリングとオイルシールの交換を行いました。

状況確認

今回の件は、工場で稼働しているモーターのベアリング交換をして欲しいというご依頼でした。
現場調査を行ってみると、軸貫通部にオイルシールが付いているのですが、そこからオイルが漏れてくる状態でした。

軸を外し軸貫通部の確認をしたところオイルシールが摩耗していました。
オイルシールは、内部に使用されている潤滑油等の隙間からの漏れや、外部からのほこりや土砂の侵入を防ぐためのものですが、ここが摩耗してしまっていると機能しません。
軸とオイルシールの軸貫通部は常に軸が回転して摩擦が生じているため、長く使っていると摩耗してきてしまいます。
クラッチレリーズ部もグリス不足で、摩耗粉も出ていました。

作業前の様子。摩耗による粉塵がこびりついている状況です。

オイルシールが摩耗することによって、ベアリングの内部のグリスが外に漏れ出てしまうということは起こりうることです。
実際、ベアリング内部にグリスがあまり入っていない状態でした。
この状態で作動することにより軸の破損や回転箇所の破損につながる可能性があります。

ベアリングの作動油の不足とオイルシールの摩耗の状態、作業費見積もりをお伝えしたところ、交換修理で解決する方向で決定しました。

作業内容

  • オイルシールの交換
  • ベアリングの交換
  • オイルシール取外し後古いシール材の除去
  • 軸貫通部の清掃
  • クラッチレリーズ部の清掃
  • グリスの必要ヶ所にグリスアップ

整備工程

分解前にベアリング部の写真です。内部に十分なグリスが無いことが分かります。

作業1.状況確認
ベアリングの内部のグリスがあまり入っていない状態でした。
補給できる構造では無い為、両シールタイプのベアリングに交換いたします。
定期的なグリスの補給はどうしても必要ではありますが、既存のベアリングと比べると頻度は少なくて済みます。

オイルシールを交換した状態の写真です。手に持っているのが取り外した古いオイルシールです。

作業2.オイルシール交換
軸貫通部のベアリングを外してオイルシール取り付け箇所の古いシール材を取り、綺麗に清掃して新しい物に付け替えました。

ハウジング部にシール材が塗布されている様子です。この部分にオイルシールが取り付けられます。

作業3.シール材の塗布
ハウジング部オイルシール取付け部に新しくシール材を塗りつけました。
この工程で、クラッチレリーズ部のグリス不足も解消します。

組立が完了した状態です。シール材を塗布したところにオイルシールが取り付けられています。

作業4.ベアリング交換・組立
ベアリングやシール材を取付け、組み立てていきます。

作業5.完成検査・試運転
軸貫通部もスムーズに動くようになりました。
オイルシール部からのオイル漏れ等もなくなりました。

再発防止のアドバイス

オイルシールに付く異物などを定期的に取り除き綺麗に保つことで、摩耗を遅らせることはできると思います。
オイル漏れや異音、故障等が発生する前にメンテナンスを行うことで、事前に不具合を予防することができるため、定期的な点検やメンテナンスをお勧めします。

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