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裁断機修理(シャフト新規製作・軸受交換)

株式会社日向精工
貴金属関係のお客様の機械となります。 上/下2本のシャフトに刃物が付き製品を裁断していくものですが、下記のようなご相談でした。
  • ガタツキが発生して安定生産ができなく困っている
  • ネジ部も大分削れてしまっている
当然の様に図面など存在しません。 分解して部品の採寸をしながら、新たな部品を製作していくという流れで対応します。
  1. バラシ途中、上下同じものとなります。 シャフトの磨耗・歪みがありました。 シャフトの寸法を測り図面化します(ベアリングの型式も忘れずに)。 シャフトの磨耗・歪み
  2. シャフト製作中。 研磨仕上げをしております。 修理前は、熱処理がさせておらず耐久性に乏しかったので、摩耗やガタつきといった症状が表れたと思われます。 強度を確保するために提案させていただきました。 シャフト製作中 研磨仕上
  3. 組立・調整中。 ユニット毎、持ち帰り社内で作業します。 芯ぶれが無いか測定します。 組立・調整中
  4. 設置・試運転。 異音が無いか?などを確認しながら、最終調整をして完了です。 試運転
決して高速回転している訳ではないのですが、経年でシャフトも磨耗していきます。 修理のタイミングを逸すると生産に多大なる支障をきたしてしまうので、いつもと音が違う・動作がぎこちない等があれば、早めの調査及び修理をおすすめします。 また、定期的なメンテナンスも承っております。 長年お使いの機械であればあるほど、メーカーがメンテナンス対応していない可能性が高く、それでいて無くてはならないもの。 定期メンテナンスについては、部品の確保なども検討できますので、万が一の対応も早くなります。 無理をさせて二度と使えなくなるような事態になる前に、ぜひお声掛けください。
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