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シャーリングマシンの刃物研磨

株式会社日向精工

今回は「シャーリングマシン」の刃物の研磨についてです。
シャーリングとは、ハサミと同じ原理で上刃と下刃の間の製品を切断するせん断加工のことです。
切れ味が悪くなりはじめたら刃物の再研磨をします。

鉄製の刃物、全長600mm程です。分かりづらいですが刃先がダレております。

刃物

刃先のダレ

平面研削盤で刃先を研磨します。

鋼材の切断でなくても、繰り返し作業しているといずれ切断能力が落ちていきます。
大概スペアの刃物をご準備しており、入替えで作業してるところが多いですが、スペアがない場合にはいざという時に使えないと不便ですので、お早目の研磨をお勧めします。

平面研磨機は刃物だけでなく、板状の部材に対して厚みの精度を出すために使っています。
デジタル化された機器ではないため、ハンドルを徐々に操作しながら1/100mm単位の精度を出していきます。

職人の経験に裏打ちされた技術により、お客さまに信頼していただける成果物を納品しています。

弊社では、その他チップソーや丸物の抜刃等の再研磨を請け負っておりますので、お困りの際はご相談ください。

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